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イルカンジクラゲ

イルカンジクラゲのニュースです。ライフセイバーのトラビス・スラタリー氏は、QLD州のタウンズビルのストランドにある海水プールで11日午後、ティーンエイジャーの少女が毒クラゲのイルカンジクラゲに刺されたと伝えた。

イルカンジはクラゲ

プールはその後閉鎖され水抜きが行われ、イルカンジクラゲが生きたまま発見された。また、プールの隣にあるビーチでは海底の底ざらいが実施されました。イルカンジクラゲがプールの取水口のポンプ装置を通りプール内へ侵入したとするのが唯一考えられる可能性だが、クラゲがプールに侵入できる可能性は非常に低いということです。 ストランドでイルカンジクラゲに刺されたケースは過去60年の間で今回が3度目。今後、プールに再び水が張られ、再開前に底ざらいが行われる予定。

イルカンジは大きさが1・5―2・5センチ、長さ50センチの触手を持つ無色透明のクラゲで、豪州北部の海岸で毎年、雨期になると発生する。刺されると心拍数や血圧が上昇し、過去50年間に豪州で65人が死亡しているという。

イルカンジの怖さ

日本でも危険な事で有名なカツオノエボシと同じようにイルカンジクラゲもビーチに発生します。中でも危険なのがケアンズから車などで行くことができるビーチエリアです。ケアンズはこの時期になると近郊のビーチでは海水浴客の為にクラゲよけのネットが張られていたりしますが、イルカンジは他のクラゲに比べると小さく、クラゲよけネットをすり抜けてしまう事があるようです。この時期にビーチで泳がない方が身のためです。

今年は例年になくイルカンジが大量発生しており、一月にイギリス人旅行者、四月には米国人旅行者がイルカンジの毒で死亡しています。現地の報道などによると、今年に入り病院に運ばれた被害者は日本人も含め200人にのぼっているようです。しかし、現時点ではイルカンジ大量発生の理由はわかっていないということです。

イルカンジで勃起

オーストラリアの研究者が致死性の猛毒を持つと言われるイルカンジ種クラゲの毒からインポテンツ(勃起不全)治療の為の治療薬を開発しているとのこと。ジェームズクック大学の研究者リサ・アン・ガーシュイン博士によれば、このイルカンジ種の毒は、凄まじい痛みと精神不安、体の麻痺、そして急激な血圧上昇を起こし、更に患者が男性の場合は持続的かつ劇的な勃起を引き起こすことで知られているという。

この持続的勃起現象は致死性のイルカンジ症候群が引き起こす奇怪な副作用なのだそうです。

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