イベリコ豚の生ハム
最近巷で話題のイベリコ豚の料理とレシピについての話題です。グルメ番組などでも生ハム等が取り上げられることが多くなっているイベリコ豚ですが、どんなぶたちゃんなのでしょうか?
イベリコ豚とは?
イベリコは豚の品種名になります。スペイン西部地方のみに生息しているイベリア種という見た目は黒い毛と蹄を持つ黒ブタで、野生に近い種のため自然放牧で通常のブタの何倍もの時間をかけて肥育されています。イベリコ豚はコルク樫の林に放し飼いにされ、どんぐりの実を主食に、1年以上かけて160kgの成豚に育てられているそうです。
イベリコの肉には上質の脂肪と赤身が特徴、赤身には霜降り牛のようにサシが入っています。生ハムに仕立てると長期熟成によって一層輝きを放ち、フルーティーな香り、濃厚な旨み、なめらかな口溶けをもった一品に仕上がるというのが、通説のようです。生産量はスペインの全生ハムの一割程度しかないということですので、本国スペインでもイベリコ豚自体が希少で、大変珍重されていることがわかりますね。
イベリコ豚には他の豚にない様々な成分が含まれています。オレイン酸、ビタミンB群、ビタミンE、抗酸化物質などを豊富に含みます。イベリコ豚の肉質にはLDLーコレステロールや中性脂肪を減少させ、HDLーコレステロールを増やす作用があり、血栓や動脈硬化を防ぐ効果があるとされています。
イベリコ豚のレシピ
イベリコサルチチョン:イベリコ黒豚のサラミソーセージ。直径は6cm程度で脂身が少なく、スパイス胡椒の入った粗引き豚肉のすり身をブタの腸詰めにしたソーセージです。同じサラミソーセージのイベリコチョリソーよりも少しマイルドな味わいをしています。
イベリコチョリソー:粗引きしたイベリコ豚肉に、スペイン産のパプリカ、オレガノ、ニンニク、塩を加えてブタの小腸に詰め、何ヶ月も成熟乾燥させたサラミソーセージ。これからの季節ビールにぴったりの食材ですね。
イベリコ豚の生ハム
生ハムはコハモンイベリコと呼ばれますが、実は3つのグレードに分かれています。
ベジョータ:Bellota
初期飼育で生体重量を100kgぐらいまで飼育した後、10月から放牧。ドングリの実でさらに50%の増体がなされたイベリコ豚のモモ肉を原料にして製造。脂肪交雑がみられ、まさにとろけるような食感と評される。オレイン酸を多量に含み、その他のビタミン類も含む。最高級生ハム。
レセボ:Recebo
初期飼育で生体重量を100kgぐらいまで飼育。放牧中どんぐりの実で50%の増体が出来なかったイベリコ豚に対して穀物等の飼料を与え、出荷重量まで飼育されたモモ肉を原料として製造されたもの。ベジョータに近い高品質のハムとされる。
ピエンソ:Pienso
イベリコ豚ではあるが、特別な飼育はせず、白豚同様の飼料を与えて出荷重量まで飼育したモモ肉を原料として製造されたもの。