ホボロ島の伝説と写真
ホボロ島という東広島市安芸津町沖の瀬戸内海にある無人島が、ナナツバコツブムシという虫の大繁殖で消滅の危機にあります。無数の虫が掘った穴に波が打ち寄せることで岩が削られてしまっており、二つあった岩山のうち高かった方は完全に崩落してしまいました。
ホボロ島とは?
「台風のたびに島が小さくなる」と現地に住む人たちに言われているというホボロ島はダンゴムシと同じ甲殻類で体長1センチほどのナナツバコツブムシが大量に生息しています。この虫たちがホボロ島の岩に多数の巣穴を作っているようなのです。ホボロ島の地質は、風化しやすい凝灰岩がむき出しの状態で、ナナツバコブムシによる穴が開いて脆くなった岩石が波力で崩壊してしまっているのです。
「我々は沈みたくない」といったモルジブの大統領。ホボロ島には人間が住んでいたわけではありませんが、同じ切なさが胸をよぎります。モルジブなどはもっと切実なのですが・・・
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伝説のホボロ島
ホボロ島は1928年の地形図では、東西約120メートルの細長い島であったようです。最高所で21.9mの海抜があったとのことなのですが、現在は、高い岩はほとんどなくなり、岩が散乱する砂州に高さ約6mほどの岩が一つたつのみ。満潮時には大半が海に水没してしまっています。
昭和30年代に撮影されたホボロ島の写真では二つの岩山があり、高い方には松など植物が生えていたようですが、現在は見る影もありません。
「ホボロ島の地質が巣穴を掘るのに適した軟らかさで、ナナツバコツブムシのえさが豊富にあるなどの条件も重なったのではないか」と沖村雄二・広島大名誉教授は推測されています。【ヤフーニュースより】
海に沈む島々
現在、世界的に地球温暖化の問題で海抜の低い島々が水没の危機に瀕しています。あと数メートル海抜があがると国の半分以上が水没してしまう国々さえ多数あります。綺麗な空気と海とさんご礁が海の藻屑と消え去る運命にあるのです。
我々は、身近にあるホボロ島を眺めつつ、地球規模で沈み行く国があることをよく考えなくてはなりません。格安超小型カメラ