線維筋痛症:大杉君枝さんの死
線維筋痛症をわずらっていた、大杉君枝さん
大杉君枝アナが自殺
ベテランの日本テレビ女子アナウンサーの大杉君枝さんが難病の線維筋痛症だったとの報道がありました。東京都渋谷区の自宅マンションからニ日早朝、飛び降り自殺した日本テレビのアナウンサー、大杉君枝さん。昨年十月に高齢出産でしたが待望の男児に恵まれ、喜びに包まれたのも束の間、出産後から原因不明の難病である「線維筋痛症」を発症し、耐え難い全身の疼痛に悩まされ続けていたというのです。ベランダの柵を乗り越え飛び降りたとみられ、大杉君江さんは病院に運ばれたが死亡しました。部屋には遺書が見つかったそうです。
線維筋痛症とは
線維筋痛症とは、全身的慢性疼痛疾患であり、全身に激しい痛みが起こる病気です。線維筋痛症を知らない医師も多く、病院を転々としている間に悪化することもあるそうです。
線維筋痛症の症状
線維筋痛症は、全身をこわばり感や倦怠感が襲い、睡眠障害、抑うつなどの症状もあります。 その痛みは経度のものから激痛まであり、耐え難い痛みであることが多いです。痛みの部位が移動したり、天候によって痛みの強さが変わったりすることもあります。線維筋痛症による痛みが強いと日常生活に支障をきたすことが多く、線維筋痛症が重症化すると、軽微の刺激(爪や髪への刺激、温度・湿度の変化、音など)で激痛がはしり、自力での生活すら困難になるほどだそうです。大杉君枝アナもこの激痛に耐えていたのでしょうか。
線維筋痛症の診断
線維筋痛症に明確な診断基準はなく、現在でも90年に発表されたアメリカリウマチ学会の分類基準が参考にされています。全身に18箇所の圧痛点があり、4kgの力で押し11箇所以上痛く、また広範囲の痛みが3ヶ月続いていることが条件。11箇所以上でなくても専門医の判断で線維筋痛症と診断されることもあります。他の病気があっても線維筋痛症の診断はされないようです。
線維筋痛症の原因
大杉君枝さんもそうだったように、「線維筋痛症」の原因はまだ未解明で、肉体的・精神的ストレスや事故、手術等が引き金となって発症するのではないかともいわれています。
大杉君枝アナは高齢出産がストレスになってしまったのでしょうか?
線維筋痛症の治療法は確立されておらず、痛み止めなどの対症療法しかないそうです。しかし特効薬はまだなく、普通の痛み止めが効かない場合が多いのです。脳内の痛みをコントロールする作用がある抗精神薬を服用することが主流です。 線維筋痛症は日本において社会保険診療報酬制度に含まれず、保険適用外。医師が随伴症状で保険を適用させているようです。
大杉君枝アナのご冥福を心よりお祈り申し上げます。