新型インフルエンザ
新型インフルエンザはいわゆる鳥インフルエンザ・ウイルスH5N1型が変異し、ヒトからヒトへの感染を起こし、免疫を持たない人間に対しては感染力が非常に強くなると予想されています。致死率も2%~60%程度と高く想定されており、日本でも数十万人から数百万人が死亡するとの予想もあります。この人から人へ感染する「新型インフルエンザ」がひとたび発生すると、世界的な大流行(パンデミック)を引き起こして、深刻な健康被害と甚大な社会的経済的影響をもたらすことが懸念されています。早めに個人でもパンデミック対策を取る必要があります。
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新型インフルエンザの症状
新型インフルエンザは、毎年流行する季節のインフルエンザや風邪とは全く違う強毒性ウイルスの感染症になります。新型インフルエンザでは、全身感染によるサイトカイン・ストームと呼ばれる症状が発生し、比較的免疫力が強いと考えられる10代から30代の若い健康な人の致死率も高くなると予想されています。また乳幼児や高齢者を含めると全世代に多大な影響が発生します。インフルエンザと一般的な風邪は、原因となるウイルスの種類が異なります。普通感冒(風邪)はのどや鼻に症状が現れるのに対して、いわゆるインフルエンザは急に38~40度の高熱がでるのが特徴です。また筋肉痛、倦怠感、関節痛などの全身症状も強く現れ、激しい症状は通常5日から一週間程度続くことがあります。
気管支炎や肺炎なども併発し易いので重症化すると脳炎や心不全を引き起こす場合もあります。比較的体力のない高齢者や乳幼児などは命を落とす場合もあるのです。
症状が出始める4日目と検査によってはじめて新型インフルエンザ感染者と分かる5日目まで、家族、電車・バス・地下鉄など公共交通機関の中、人ごみ、エレベータ、レストラン、会議、対面交渉、コンサートや集会で、多くの人に感染が広がります。
新型インフルエンザ:マスクなどの備蓄を
新型インフルエンザH5N1型は、過去のそれより重症の病気になることが想定されています。まずは新型インフルエンザの症状や対策を知ることによって、予防と対策を身につける必要があります。新型インフルエンザのワクチンが無い現時点では、「知識のワクチン」を身につける必要があります。本物の予防接種ワクチンと同様に数多くの人が助かる筈なのです。
自分と家族を守るために食糧・日用品の備蓄リスト、および感染しないための対策を知ることが重要です。備蓄する食糧や日用品は長持ちするもので、マスクやゴム手袋、常備薬といった医療品など、また携帯コンロや懐中電灯などの非常時用品が必要となります。
新型インフルエンザ対策
パンデミックとは、大流行という意味で、この新型インフルエンザの感染の広がりがパンデミック状態になるだろうという予測で使用される言葉です。
日常生活では、体調を整えて抵抗力をつけることが重要となります。その上でウイルスに接触しない環境にすることが必要になります。新型インフルエンザウイルスは湿度に非常に弱いので、室内を加湿器などを使って適度な湿度に保つといった対策が必要になります。インフルエンザワクチンを接種してからは効果がでるのに2週間ほどかかるとされています。少しでも抗体価が上昇していれば、症状がその分重くはなりません。しかし、新型インフルエンザに効果のあるワクチンは現在ないので、予防接種は既存の型に対するものになります。
新型インフルエンザが発生すると、感染した家族が全員寝込む可能性があります。誰もが寝込んだ場合を想定して、家族全員が備蓄状況情報を知っておくことが必要です。マスクや食料品の保管場所や使い方を皆が判らなければ意味がありません。備蓄した食糧の保管場所、基本的な看護の仕方などについてはあらかじめ話し合っておく方がよいでしょう。
タミフルはインフルエンザの治療や予防に効果があるとされています。タミフルにはA型・B型インフルエンザウイルス感染症を治療したり予防したりする効能があります。カプセルタイプとドライシロップタイプがあり、購入するには医師の処方箋が必要となります。