ヘルペス(口唇ヘルペスなどの写真・画像も)
ヘルペスとは帯状疱疹、単純ヘルペス、水ぼうそうなどを含む疾患です。ヘルペス感染症のウイルスは八つの種類があります。ここでは帯状疱疹ではなく、口唇ヘルペスの症状や治療法について述べていきます。
口唇ヘルペスでは唇の周りに赤い水ぶくれができるのが初期症状となります。かゆみや痛みも伴って気になりますよね。口唇ヘルペスウイルスは感染力が強いのが特徴で、直接接触以外にもウイルスがついたタオルなどでも感染してしまいます。
大人の口唇ヘルペスは再発の場合が殆ど。女性の方が男性よりも発症しやすいとされます。
口唇ヘルペスの症状
単純ヘルペスのうち口唇ヘルペスでは写真・画像のとおり、口唇や口腔粘膜、歯肉に痛い水疱やびらんがみられるようになります。また首のリンパ節が腫れることもあります。痛いので食べることが難しくなるほど重症化する場合もあります。こういった単純ヘルペスは何回も再発を繰り返すことが多いとされていますので、自己判断による治療の終了は危険です。
陰部ヘルペスの症状は初感染でも強い痛みを伴う水疱、びらんがみられます。排尿困難、歩行困難になる場合もあるようです。口唇単純ヘルペスの再発では、初感染の場合よりも軽い症状ですむことが多いようです。カポジ水痘様発疹症では、顔面を中心にアトピー性皮膚炎の病変の上に水疱が多発してきます。しばしば高熱を伴います。
ごくまれに口唇ヘルペスウィルスが脳に入ってしまうと、ヘルペス脳炎を発症してしまう場合もあります。脳炎が疑われるときは神経内科を受診する必要が出てきます。
口唇ヘルペスの治療
口唇ヘルペス は、接触後3~7日の潜伏期間を経て発症から治癒まで5日から2週間程度かかります。治療もその間行う必要があります。
ヘルペスの 症状 が重症化している場合には入院加療が必要です。抗ウイルス薬の点滴による治療が行われます。症状が中等度の場合には抗ウイルス薬を内服したりします。軽い症状の患者さんは局所治療や、抗ウイルス薬外用のみの治療が多くなります。必要に応じて痛み止めやビタミン剤も処方されます。
口唇ヘルペスの治療で使われる薬の「アシクロビル」は、抗ウイルス成分として世界中で使用されています。(日本では1985年からヘルペス治療の医療用医薬品として販売)。この薬は「口唇ヘルペスの再発治療薬」で、口の周りに初めて疱疹がでたという時は、医師の診断が必要になります。
薬を使用して4~5日経っても、改善が見られない場合、他の病気にかかっている可能性もありますから病院で診断を受けることをお勧めします。
初期症状の場合にはゾビラックス錠200mgを1日5回程度を5日間服用します。
口唇ヘルペスの原因
口唇ヘルペスの病原体は「単純ヘルペスウイルス」で症状は出なくてもこの単純ヘルペスウイルスに感染している人は多く、20代~30代で感染している人は約半数というデータがあります。高齢になると感染率が高くなり、60代以上では誰もが感染しているとさえいわれています。
単純ヘルペスでは病変部を直接他の人の粘膜や皮膚に接触させないことが必要です。病気が治っても口唇ヘルペスウイルスは体内から消えず、抗体作用の及ばない皮膚や神経細胞に潜んでいるのです。
疲れやストレスがたまって体が弱っているときに決まって繰り返すのが口唇ヘルペスの一般的な症状となります。また子供や赤ちゃんなどの乳幼児では口唇ヘルペスにかかっている患者がキスするだけで発症してしまう場合もあります。
予防するには患部に直接さわらない事も重要です。口唇などにさわってしまった場合には、手洗いをしっかりと行いましょう。