膀胱炎
膀胱炎とは、大腸菌をはじめとする細菌が膀胱の中で増え、炎症を起こしている状態のことです。慢性的な膀胱炎「間質性膀胱炎」と区別して、急性単純性膀胱炎と呼ぶこともあります。膀胱炎は、赤ちゃんまでは男に多く、3歳をすぎると女に多い病気となります。
「尿もれ」「性器脱」「間質性膀胱炎」の治療や相談に応じている全国の医療機関ガイド付き。膀胱炎を繰り返す場合には、糖尿病、膀胱がんや結石などが疑われますので、上記の病気について泌尿器科の専門医の診断を受けた方がよいかもしれません。
膀胱炎の症状
急性膀胱炎の場合、尿が近くなったり、尿がにごった り、あるいは排尿後の痛み、残尿感などが主な症状です。
排尿してもなんだかすっきりしない。トイレに行く回数が増える、排尿時に違和感を感じたり、僅かでも痛みを感じる、残尿感がある、などの症状を感じた場合には早めに医師の診断を受けましょう。すぐに病院に行けない状況であったりする場合や、症状が軽い場合には水分を多めに取るようにします。
膀胱炎の予防
「膀胱に菌を入れない」・「膀胱で菌を増やさない」・「免疫力を低下させない」ということが膀胱炎の予防には重要です。そのためには・・・
ストレスや疲労をためこまない。
バランスの取れた食事をとり、ムリなダイエットはしない。
トイレを我慢しない。
水分をなるべく多めに摂取する。
身体を清潔に保ち、排便のときは前から後ろに拭くようにする。
下半身をなるべく冷やさない。
生理用ナプキンやおりものシートは、なるべく早めに交換する。
軽い症状の場合は、できるだけ水分を摂るようにすれば治ることが多くなります。
万が一膀胱炎になったときは早めに医者の診療を受けるようにしましょう。抗生物質を一週間程度服用すれば症状が改善することが殆どです。2,3日で服用をやめると再発する恐れがあるので完治まで一週間は続けましょう。膀胱炎の治療薬はナリ ジクス酸(ウイントマイロン)など市販のものもありますが、抗生物質は薬局では入手できません。
膀胱炎の原因
膀胱炎は女性がかかりやすいと言われますが、その原因は、体の構造の違いに有ります。男性の尿道は15cmかそれ以上なのに対して、女性はたった3-5cmしかありません。尿の出口と肛門や膣やが近いことも伴って、菌が膀胱に侵入しやすく、たやすく炎症化してしまいがちなのです。しかし健康な人であれば膀胱炎を発症することはあまりありません。
膀胱炎の原因になる菌の80%は大腸菌と言われています。炎症が膀胱から腎盂にひろがると、腎盂炎に進行し、やがて腎不全を起こす可能性もあります。また膀胱がんなどの疾患が原因で膀胱炎になっていることもあるので、軽く考えてはいけません。
過労で疲れているときやストレス、ダイエット中などは膀胱炎を発症しやすくなります。風邪などにより免疫力が低下している状態で尿道に細菌が入ると粘膜の炎症をおこしやすくなります。