高血圧
高血圧とは外来随時血圧を日をかえて数回測定して、最大血圧140mmHg以上、もしくは最小血圧90mmHg以上の場合のことです。140/90以上の高血圧症の人は日本全国で約三千万人と推定されており、日本人の四人に一人、更に50歳以上の場合ですと二人に一人高血圧の人が居る計算となります。
高血圧の症状
高血圧の方が起こりやすい病気と症状について。低血圧や貧血と異なり、重篤な病気にかかる可能性があります。
脳出血(脳溢血)
脳組織の中で血管が破れて出血し、血圧の高い状態で発生する事が多い。脳出血を起こすのは、睡眠中やリラックス状態よりも、仕事中、歩いている時、話している時といったように緊張・興奮状態に起こりやすい。症状は、意識障害が多く、こん睡状態になる事も有ります。出血している部分により、症状が異なり、しゃべることが出来なかったり、半身麻痺といった症状が出る場合もあります。
脳血栓
脳血栓は脳の血管の中で血が凝固して閉塞する疾患となります。発生前には、一時的な手足の麻痺、めまい、物忘れといった症状が現れます。大きい発作はその後に発症します。言語障害や、半身麻痺、脳出血と同じような症状が現れます。
脳塞栓
心臓または近い場所から血のかたまりが血流に乗り脳血管の中を詰まらせる疾患です。脳血栓と同様な症状が現れます。
心筋梗塞
高血圧の症状の中において、心筋梗塞は重症となります。冠状動脈が血の凝固や、動脈硬化の崩れてしまったもの等で詰まる疾患です。症状は重症の場合が多く、胸に締め付けられるような痛みがおこり、吐き気、冷や汗、脂汗がでます。ここまで重症となるとモルヒネなどを使用して痛みを抑えないとなりません。発作が発生してからは緊急処置が必要となり、30分以上処置がなされない場合には、詰まった血管から先の心筋が壊死してしまい、生命の危険にさらされます。
腎硬化症
高血圧が続き、腎臓内の細動脈が硬化し、さらに腎臓も萎縮して、腎臓の働きが低下する疾患です。
高血圧の予防
冬期の入浴における注意点は下記の通りです。
・湯の温度は、四十度程度のぬるま湯にする。
・部屋と浴室の温度差をなるべく低くする。(入浴前には浴室を湯気で温めたりするなど)
・ぬるま湯でも長風呂は血圧を上げてしまいます。(ゆっくりつかりたい場合は、半身浴が有効です)
・浴室では、急に立ち上がることをしない。急激な動作は血圧を上げます。
・何れの場合においても急激な温度変化が最もよく有りません。
高血圧の原因
高血圧の八割は原因不明の本態性高血圧とされています。うち約四割において遺伝的性質が関連していると指摘されています。また高血圧には日々の生活習慣が関係している割合が高いとされています。
二割弱の方は腎性高血圧で、腎炎や腎血管硬化症といった腎臓疾患が原因であり、5%程度は副腎ホルモン異常などによるものとされています。高血圧の原因が明らかな場合を二次性高血圧症と呼び、手術をすることで治癒する場合があります。