糖尿病
糖尿病とはブドウ糖がエネルギーを必要としている細胞の中に運ばれなくなって、血液のなかにあふれてしまう病気です。糖代謝の異常によって起こるとされており、血糖値が病的に高まることによって、様々な特徴的な合併症を引き起こす危険性のある病気です。
一定以上の高血糖では尿中にもブドウ糖が漏出し尿が甘くなるため糖尿病の名が付けられました。糖尿病には、いくつかのタイプがあります。1型糖尿病、2型糖尿病、遺伝子異常、他の病気や薬剤の作用によるもの、妊娠糖尿病と呼ばれるものがあります。
糖尿病の症状
糖尿病神経障害は糖尿病の合併症の中で最も早く症状が出てきます。中心となる末梢神経障害の足や手の症状の出かたは様々ですが、手足のしびれ、けがややけどの痛みに気付かない等があります。筋肉の萎縮、立ちくらみ、発汗異常、インポテンツ、筋力の低下や胃腸の不調など、さまざまな自律神経障害の症状も現れることがあります。
糖尿病と診断されたら、日常の生活強度に合った食事をする必要があります。食べては駄目な食品はありませんが、自分にあった分量の食事で、必要とする栄養素をとるように工夫しましょう。
糖尿病の予防
予防のためには食事は決まった時間に、時間をかけて食べるようにして、食事時間が不規則だったり、寝る前3時間の間に食べることは避けましょう。特に糖尿病予防には、甘いものや脂っぽいもの、味の濃いものは食べ過ぎないなどの制限が必要です。マヨネーズやドレッシングは、油が多く、太りやすい食品。お醤油などの塩分は、高血圧の原因になり、糖尿病を悪化させます。
野菜に含まれる食物繊維は、肥満を防ぐ働きがあります。野菜を1日に350g以上摂取する事が進められています。このうち緑黄色野菜を120g以上とることが重要です。
糖尿病の原因
一言に糖尿病といっても多種多様な病気を含んでいて、本来症候群とでもいうべき疾患群です。そのなかで、1型と2型を除いたほとんどの糖尿病については原因が明らかとなっています。しかしながらほとんどを占める1型、2型の原因については確定的なことは何も判明していません。
遺伝子の異常やほかの病気が原因となるもの
遺伝子の異常や肝臓や膵臓の病気、感染症、免疫の異常などのほかの病気が原因となって、糖尿病が引き起こされます。薬剤が原因となる場合もあります。
1型糖尿病
膵臓のβ細胞というインスリンを作る細胞が破壊され、からだの中のインスリンの量が絶対的に足りなくなって起こります。子供の内に始まることが多く、小児糖尿病、インスリン依存型糖尿病と呼ばれていました。1型の糖尿病だと、体内でインスリンを作れないので、飲み薬は無効で治療には必ずインスリン注射が必要になります。
2型糖尿病
インスリンの出る量が少なくなって起こるものと、肝臓や筋肉などの細胞がインスリン作用をあまり感じなくなる為に、ブドウ糖がうまく取り入れられなくなって起こるものがあります。食事や運動などの生活習慣が関係している場合が多い。わが国の糖尿病の95%以上はこのタイプと言われています。食事療法や運動療法を続けても効果が現れない場合薬物療法を行うことがあります。