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妊娠中毒症

妊娠中毒症とは妊娠高血圧症候群のこと。高血圧、尿タンパクのうちの1つ、もしくは2つ以上の症状が見られ、それが妊娠前から持っている症状でないものを妊娠中毒症といい、妊娠8ヶ月以降の後期に症状が出易くなります。原因不明で症状がないのに1~2日のうちに突然むくみが出始め、症状が悪化して入院する場合も多いようです。

妊娠中毒症の症状

妊娠20週以降、分娩後12週まで血圧の上昇、または、高血圧に蛋白尿を伴う症状が現れ、かつこれらの症状が単なる妊娠の偶発合併症によるものではないものを妊娠中毒症と呼びます。

妊娠中毒症は妊娠中期などに早めに発症した方が悪化する傾向があります。重症化すると母子共に危険な状態になります。むくみが出始め朝になっても取れないときには特に注意が必要で、健診をまたず医師に相談すべきです。

尿タンパク:健康なら殆んど出ないタンパクが尿に現れることを尿タンパクと呼びます。妊娠中毒症の場合には腎臓(尿をつくる臓器)の機能が低下してタンパクが漏れやすくなります。尿タンパクの検査は尿に試験紙つけタンパクがどのくらい漏れているかを検査します。15mg/dl以下(-)、15~30mg/dl(±)で陰性、30mg/dl以上(+)出ていると陽性です。重症になると母体は、低栄養状態になって胎児の発育に影響を及ぼします。

高血圧:妊娠中は赤ちゃんに栄養を送る為、血圧が僅かに高くなります。妊娠中の高血圧は最高血圧が140mmHg以上、最低血圧が90mmHg以上の場合です。

高血圧の家系、高齢出産、重い妊娠中毒症にかかった方では、出産後にも高血圧が続いたりタンパクが漏れたりする場合があります。

むくみは現在のところ妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)の診断では症状の必須要項ではありません。細胞の中の水分が多くなってしまった状態がむくみで、顔や足などが腫れてむくんだ状態となります。靴がはき辛かったり、靴下跡が消えなかったり、指で足を押してみると凹んだまま元に戻らないなどの症状があります。

妊娠中毒症の予防

妊娠高血圧症候群になりやすい人は初産婦、嗜好品をとりすぎる人や、栄養に偏りがある、過去に妊娠中毒症だった人や多胎妊娠の方、35才以上の高年初産と15才以下の若年出産、ハードな仕事やストレス、睡眠不足がある方、太りすぎの人、糖尿病、高血圧、腎臓病などの疾患の方がかかりやすくなります。

妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)が重症化すると分娩時に母子共に危険を伴うときがあります。経膣分娩は不可能となり、殆んどの場合には帝王切開で出産する事になります。

妊娠中毒症の原因

妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)の原因については、明確になっていません。妊娠にうまく対応できない人が発症する事が多いとされ、妊娠によって起こる中毒症状と言われています。妊娠初期の胎盤が作られる時期に、母体が順応出来ずに、それが後期になって症状として現れると考えられています。

妊娠中毒症の予防と治療

予防には低カロリー高たんぱくの食事が大事です。まずは塩分を控えましょう。また良質のたんぱく質を摂取するようにして、同時にカルシウムも取るようにしましょう。カルシウムには血圧を下げる効果があるとされ、胎児の骨などの形成にも大切です。おかしいな?と思ったらすぐに医師の診察を受けるようにしましょう。

女性特有の病気

女性の病気に関する初期症状や原因、治療法などについての相談。不正出血や下腹部痛、卵巣や子宮など特有の痛みなど。

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