胃がん
胃がんの発症率は、世界各国と比べても日本人に最も多く見られます。早期胃がんの場合ほとんどが無症状です。胃潰瘍か胃炎のような痛みの初期症状があって、検査を受けたら早期胃がんだった、という場合が多いようです。潰瘍や胃炎になってしまった時もなるべく副作用のある治療薬などに頼らず、体に優しいサプリメント系を飲むようにしましょう。生存率は高めです。
胃がんの症状
胃炎、胃潰瘍等の初期症状と似ており、症状が長期間続きます。胃がんの約半数は、痛みや胃の不快感など下記のような何らかの症状がきっかけで発見されています。
胃の内側から外側へ進行し、内側にある粘膜から粘膜下組織層にできたガンを早期胃がん、それ以上に進行したガンを進行胃がんと呼びます。胃がんが粘膜から粘膜筋板に留まっている間ならば他の臓器への転移もなくほぼ100%治るとされています。万が一転移があっても、治療によってガン細胞をすべて取りのぞければ再発なく完治します。
生存率について:早期胃がんの予後は極めてよく、肉眼的に完全に切除できた場合、粘膜に限局したがんの5年生存率(治療後5年を経過して生存している割合)は93%、粘膜下層まで入ったがんでも91%です。これらの生存率は他の病気で亡くなる方も入れた計算ですから、ガンの再発による死亡だけですともう少しあがるようです。
胃がんの予防
慢性萎縮性胃炎は胃がんのリスクといわれますが、胃癌の発生を予防する方法は確立されていません。治療薬は一時的に保護してくれますが、飲みすぎはかえって悪くする事がありますので気をつけましょう。
原因でも触れますが、塩分摂取を適度に抑えることで予防に繋がります。あまりしょっぱいものばかり食べることのないように気をつけましょう。またピロリ菌を退治すると胃癌の発生が抑制されます。ピロリ菌は胃に感染し、急性胃炎、慢性胃炎、消化性潰瘍(胃潰瘍・十二指腸潰瘍)、胃過形成性ポリープ、胃腺腫、胃悪性リンパ腫、胃癌などの原因となります。ピロリ菌に感染しているようなら、内服薬を飲んで除菌することができます。
また野菜・果物摂取と胃ガン発生率と関係を調査した結果、果物や野菜の摂取が発生を予防することが判明しているそうです。果物について「殆ど食べない人」、「週に1日から2日食べる人」、「週に3日から4日食べる人」、「殆ど毎日食べる人」の胃ガン発生率を比較すると、果物を「週1日以上食べる人」でも、「殆ど食べない人」より胃がんの発生率が低下するというのです。果物の摂取量を少し増やすだけでも胃がんの発生を予防すると考えられる調査結果となっています。
胃がんの原因
私たちの胃は粘膜によって護れています。粘膜が少なくなると胃が痛みやすくなり潰瘍などが発生しそこから胃がんになることが多くあります。胃がんの心配な方はまず、胃をいたわる生活をはじめてください。
塩分の取りすぎ、タバコ、ピロリ菌なども原因とされています。また慢性胃炎に繋がる要因も原因とされます。味噌や醤油などで塩分を取りすぎる傾向が多いのが、日本人に胃がんが多い遠因とも言われます。また胃の大敵が「ストレス」です。ストレスレスな生活をすることは難しいですが、病気になってから治療するよりも、日常からストレスを解消したり、上手に発散する方法を見つけておく事が必要です。