画像:写真:水ぼうそう
水ぼうそうとは水痘ウイルスによる伝染力の非常に強い病気のことです。水ぼうそうにもっともかかりやすいのは3歳から7歳までの間になります。冬から春に流行し、10才までにほとんどの子供がかかります。乳幼児は母体からもらった免疫を持っています。成人になってから初感染した場合には脳炎や肺炎などといった合併症を併発する事があり早期治療が必要です。
水ぼうそうの症状
水ぼうそうは写真のように赤い米粒大の発疹がでます。発疹は胸や背中、お腹等に出始めますが、次第に顔や手足、手のひらや足の裏、口の中、髪の毛の中などにも広がります。やがて一粒ごとの水疱になり、かゆみが出てくるのが特徴的疾患です。発熱とほとんど同時に発疹が現れます。発疹の出始めはおなかやおしり、髪の生えぎわ近くが多いようです。
その後1~2日で膿疱(画像参照:白っぽい濁った液を持つ発疹)へ変わります。
水ぼうそう(水痘)の予防接種
水ぼうそうの予防接種である水痘ワクチンは毒素を弱めたワクチンですので、予防接種を受けた子供でもまれに感染しますが、予防接種を受けておけば、水ぼうそうにかかっても症状が軽くて済みます。
先天性の免疫不全の子供や、腎臓の病気などで副腎皮質ホルモンや免疫抑制剤を使っている子供は注意が必要です。医師に相談して、水ぼうそうの予防接種を受けておいた方が安心できます。健康な場合でも予防接種を受ける事は可能です。任意接種となり費用は自腹となります。
水ぼうそうの患者と接触しても、72時間以内にワクチンを接種すれば発症の予防もしくは症状の緩和が期待できるとされています。
水ぼうそうの原因と治療
ヘルペスウイルス科の水痘・帯状疱疹ウイルス の初感染が水ぼうそうの原因です。感染経路は主に空気感染、飛沫感染で、水疱液の接触感染もあります。このウイルスは強い感染力を持っており病院や学校などで同一フロアにいるだけで軽度の接触とみなされます。
感染から症状が出るまでの水ぼうそうの潜伏期間は約2週間ほどです。一般的には、幼稚園や保育所などでの集団感染が多くなります。
水ぼうそうの熱を下げるために解熱剤としてアスピリンを使うと肝臓障害や強い意識障害を起こすライ症候群を起こすことがあり、解熱剤は必ず医師に処方してもらいましょう。ウイルス性疾患のうち、特効薬があるのが水ぼうそうでアシクロビルという抗ウイルス剤があります。このアシクロビルを水ぼうそうが初期のうちに飲めば、発疹や発熱をある程度抑制する事が可能です。
しかし伝染力が非常に強い病気であり、家庭の中でも隔離が必要になります。すべての発疹がかさぶたになるまで子供は登園や登校することは出来ません。
※画像・写真は後ほどアップします。