突発性発疹
突発性発疹とは元気だった赤ちゃんが急に38~39度、ときには40度近い高熱を出します。高い熱が3日から4日程度続き、熱が下がると同時に、おなかや背中に赤い発疹が出る病気になります。初めての発熱の6割程度がこの病気が原因とされています。ごくまれにけいれんがずっと続いたり、脳炎をや肝炎を起こす場合があり、こういた場合は乳幼児が死亡する事例もあります。
突発性発疹の症状
普通は咳や鼻水などの症状は突発性発疹ではみられず、発熱二日目から下痢の症状が出る場合があります。発熱にともない、熱性ケイレンを起こしたり、場合によりけりですが頭頂部にある大泉門が腫れ、髄膜炎を疑割れる場合もあります。最初の発熱が続いている間は、熱以外に特徴的な症状がこれといって無い為に「疑い」の状態で診断を確定することはでき無い事が多いとされます。
突発性発疹は生後6~12カ月の乳児に多い疾患です。初めての発熱が突発性発疹という子供も多いので、症状が出た場合にはあわてずに経過観察をすることが必要です。季節を問わずに発生しますが、はしかや水ぼうそうのように感染力が強くないのが特徴となります。
熱の出始めに熱性けいれんを起こす赤ん坊もいるようですが、こういった場合には他の病気にかかっているという可能性もあります。かゆみはあまり出ませんが、子供によっては痒がったりする場合も。
突発性発疹は全身に広がった後、1~3日で薄くなり消えていきます。解熱後、半日くらいから発疹がではじめます。最初は体に扁平な、もしくはやや隆起した紅斑があらわれます。後に徐々に手などの上肢、頸部、顔面、足へと広がっていきます。
突発性発疹の治療
90%は1才未満でかかり、特に生後半年から1年程度までにかかるばあいが多いようです。遅くとも2才程度までには病気になりますが、一回突発性発疹にかかると二度かかることは殆んどの場合ないようです。
病気を予防したりする治療法は今のところ無いとされています。突発性発疹の症状が出た場合には熱がある時期は水分をこまめに補給してあげましょう。基本的には対症療法が中心となり赤ちゃんの全身状態に変化があるかどうか経過観察をきちんとする事が大切です。高熱から始まる突発性発疹ですが、病気そのものは発疹症状が出た時点で完治となります。予後も良好です。しかし発熱で体力を大変消耗するので、体調が完全に戻るまでは一月近くかかる場合があります。
特に生後2ヶ月未満の赤ん坊は高熱に注意しないとなりません。高熱によって引き起こされる障害もあることと、熱の原因が他の重病の可能性があります。いずれにしても小児科を受診することが重要です。熱性けいれんを起こしたことがある赤ん坊は、軽くみずに必ず医師の診断を受けるようにしましょう。
突発性発疹の原因
突発性発疹の原因はヒトヘルぺスウイルス6型とされています。しかしながら、原因となるウイルスが特定できたの近年で、詳しく解明されていない点が多い疾患です。現在までに判明しているのは、季節を問わずにこの疾患は発生し、はしかや水ぼうそうのウイルスよりは感染力が強くないという点になります。
エコーウィルス16、18、25型やコクサッキーウィルスB5型等も、突発性発疹症と同様な発疹を引き起こす事もあるとされています。