世界の感染者数
世界で流行を広げる新型インフルエンザの感染者数は未だ増加しています。日本では大阪・神戸・京都・奈良など関西圏で感染者数が多いですね。国内の新型インフルエンザの染者は、新たに神戸市で4人、和歌山市、大津市、川崎市、静岡市でそれぞれ1人ずつ確認されました。H1N1の国内感染者は十都府県で累計353人となっています。
今回の豚由来の新型インフルエンザでは世界で4番目に感染者数が多い国が日本です。
新型インフルエンザH1N1型感染者数
WHOの発表によれば5月26日現在の累計新型インフルエンザ感染者数は、全世界で46カ国12,954人で死亡者数は92人となっています。総計には台湾からの報告4例(死亡0)を含んでいます。
感染者数の多い順にアメリカ・メキシコ・カナダ・日本・イギリス・スペイン・チリと続いており、そのほかにも韓国・中国・オーストラリア・コスタリカ・コロンビア・パナマ・エクアドル・ペルー・ドイツ・フランス・イタリアなどが続いています。
パナマでは4月末ごろから本格的な雨季に入り、高温多湿が続く中でマスクを着用する人はほとんどいなかったようですが、感染のニュースが広まるにつれて、マスクを買い込む市民の姿も見られるようになっているそうです。日本でも梅雨に入っても油断は出来ないかもしれません。
初めてロシアでもH1N1型の新型インフルエンザ(豚)の感染者が確認されました。
チリでは首都サンティアゴの小学校から徐々に感染が広がっています。南米ではチリの感染者が最も多くなってきていますが、これはオーストラリアやチリなど南半球にある国はこれから冬を迎えるためとされています。更なる豚の新型インフルエンザの流行が懸念されています。日本から世界へ渡航される場合にも注意が必要です。
世界での感染者数
現在までの所、メキシコ以外ではヒト-ヒト感染によって感染者数が増加し続けています。
新型インフルエンザの発症者を最初に出したメキシコでは特に観光業や豚肉輸出に影響が出ています。メキシコ政府は観光地や豚肉の「安全性」を訴えるのに懸命なようです。カルステンス財務相は新型インフルエンザの影響で国内総生産(GDP)が0.3~0.5%落ち込むとの見方を示しています。
そのほか世界でも各国の経済への影響が懸念されており、連携した対応が求められます。
世界保健機関(WHO)のケイジ・フクダ事務局長補代理は日本での感染はまだ学校など特定集団内のものが中心とした上で、地域社会レベルの感染へと発展しても「必ずしもフェーズ6になるわけではない」とコメントしています。日本の状況が世界の警戒度(フェーズ)引き上げの要因となることには否定的なようです。