バーディーバー 血液 -d-
バーディーバーという血液型「-d-」について。
稀な血液型
-D-(バーディーバー)型
Rhmod(アールエッチモッド)型
Rhnull(アールエッチナル)型
Bombay型(ボンベイ)
para-Bombay型(パラボンベイ)
Fy(a-)型、Di(b-)型、Jr(a-)型
バーディーバー「-D-}を含めて上記の血液型は極めて頻度が低いため輸血の際に適合血(患者さんに合った血液)が得にくくなります。1%以下の頻度でしか見られない血液型なのです。
血液センターではこの人たちのために合う血液(つまりはまれな血液)をマイナス80℃に凍結保存し、いざというときに備えています。
バーディーバー「-D-」とは?
バーディーバー「-D-」はRh(D)血液型の一種です。
Rh(D)血液型は、赤血球膜表面にある抗原の表現型の1つで、Rh式血液型の抗原は基本的にCとc、Dとd、Eとeの3組の対立因子から構成されています。日本人においては、Rh(D)陽性の比率は99.5%と圧倒的に多く、陰性は0.5%と少なくなっています。
Rh式のD(-)人にRhD(+)の血液を輸血すると約50-70%程度の人がD抗体をつくります。これが不規則抗体です。
この場合、初回は受血者血清中に不規則抗体産生のみで副作用を起こさないが、2回目以降の異型輸血により受血者血清中の不規則抗体は供血者血球を攻撃し、溶血などの重篤な輸血副作用を起こす。
不規則抗体とは
血液型に多くの種類があるように、不規則抗体も多くの種類があります。 現在までに数多くの血液型が、不規則抗体の種類を調べることがきっかけとなり発見されているのです。
ABO血液型では、通常はA型の人は抗B抗体、B型の人は抗A抗体というように自分の血液とは反応しない抗体(規則抗体)を保有しています。その他の血液型では対応する抗体を持たないことが普通なのです。 しかし、過去の輸血や妊娠等の理由でその他の血液型に対する抗体を持つことがあり、これを不規則抗体と呼ばれています。
不規則抗体を持っている人の血清は、特定の血液型の血球と反応させると凝集が見られます。 そのため不規則抗体を持っている血液は輸血用としては使用しません。
これらの不規則抗体の存在を輸血前に検査することは、安全な輸血や適合血液の確保、 また、妊婦さんの場合は、血液型不適合による新生児溶血性疾患(HDN)の予知と対策に重要な意義をもっています。