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食中毒O157の症状と予防対策

大阪のポポラー大阪天六園で食中毒O157により3歳児が死亡しました。これを受けて、食中毒O157症状と予防対策についてお届けします。

ポポラー大阪天六園でのO157

大阪市保健所は6日、無認可保育所「ポポラー大阪天六園」でゼロ歳から5歳までの園児5人が病原性大腸菌O157に感染し、うち3歳の女児が死亡したと発表した。ほかに2人が食中毒の下痢などの症状で入院したが、快方に向かっているとのこと。市は症状から集団感染の可能性が高いとみて、感染経路などを調べています。大阪市でO157による死者は初めてとのことです。

ポポラー大阪天六園死亡した女児は先月29日、激しい下痢の食中毒症状を訴えて入院し、6日午前に死亡しました。ポポラーに通園する園児31人のほぼ全員が昼に給食を食べており、市は先月21日から28日分の給食を検査して対策を練っています。

O157と症状

大腸菌には病原性のないものから、O157のように強い病原性を有するものまで様々な種類のものがあります。O157とは、毒力の強いベロ毒素(志賀毒素群毒素)を出し、溶血性尿毒症症候群(HUS)などの合併症状を引き起こすのが特徴です。激しい下痢などの症状がある場合には、すぐに病院に行くなどの対策をしてください。

O157は1982年にアメリカオレゴン州とミシガン州でハンバーガーによる集団食中毒事件があり、患者の糞便から原因菌として見つかったのが最初だそうです。その後アメリカだけでなくアルゼンチン、イギリス、イタリア、インド、オーストラリア、カナダ、スウェーデン、スペイン、チリ、ドイツ、ニュージーランド、フランス、ロシア、中国、南アフリカなど世界各地で見つかっています。各国でも予防と対策が検討されています。

O157の予防

食中毒は一般的に、気温が高い初夏から初秋にかけて多く発生します。この時期は、食中毒菌が増えるのに適した気温であり、これに人の体力の低下や食品などの不衛生な取扱いなどの条件が重なることにより発生しやすくなるのです。

O157を含む腸管出血性大腸菌感染症の患者報告数(無症状病原体保有者を含む)は、平成10年は2,077件、平成11年は1~3月が108人、4~12月が3,115件(4月より届出の制度が変わりました。3月まで:厚生省伝染病統計、4月から:感染症発生動向調査)、平成12年は3,638件ありました。

O157はサルモネラや腸炎ビブリオといった他の食中毒菌と同様に消毒薬や加熱(75℃で1分間以上)により死滅します。通常の食中毒予防対策を実施すれば予防可能です。

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