それでもボクはやってない
第31回日本アカデミー賞が発表となります。作品賞の最有力候補は周防正行監督が11年ぶりに手がけた映画『それでもボクはやってない』です。報知映画賞、毎日映画コンクールといった映画賞を総なめにしているのです。今ならDVDでも鑑賞可能です。
それでもボクはやってない
第31回日本アカデミー賞受賞式は15日(金)にグランドプリンスホテル新高輪国際館パミールにて開催され、21時より日本テレビ系列にて生中継される予定です。司会者は関口宏と中谷美紀がつとめます。07年は『フラガール』が作品賞を受賞していますが、さて今年は『それでもボクはやっていない』が日本アカデミー賞を受賞するのでしょうか?
Weeklyぴあには各映画の受賞結果の詳細と、授賞式の舞台裏をレポートした特集が掲載されます。
第31回日本アカデミー賞候補映画
作品賞
『それでもボクはやってない』フジテレビジョン=アルタミラピクチャーズ=東宝
映画制作:2006年 日本
監督:周防正行
時間:2時間23分
主な出演者:加瀬亮/瀬戸朝香/山本耕史/役所広司/もたいまさこ/田中哲司
『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』
『ALWAYS 続・三丁目の夕日』日本テレビ=ROBOT=小学館=バップ=東宝=電通=読売テレビ=読売新聞=白組=IMAGICA=STV=MMT=SDT=CTV=HTV=FBS
『キサラギ』ミコット・エンド・バサラ=ショウゲート=テレビ東京=キングレコード=読売広告社=東映チャンネル=東映ビデオ=Yahoo!JAPAN=PARCO
『眉山-びざん-』東宝=フジテレビジョン=幻冬舎=博報堂DYメディアパートナーズ=関西テレビ放送=PPM=キアロスクーロ(IMJ-E)
主演女優賞
中谷美紀『自虐の詩』
寺島しのぶ『愛の流刑地』
樹木希林『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』
宮沢りえ『オリヲン座からの招待状』
仲間由紀恵『大奥』
主演男優賞
オダギリジョー『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』
吉岡秀隆『ALWAS 続・三丁目の夕日』
役所広司『象の背中』
加瀬亮『それでもボクはやってない』
阿部サダヲ『舞妓 Haaaan!!!』
監督賞
周防正行『それでもボクはやってない』
松岡錠司『東京タワー…』
山崎貴『ALWAYS…』
佐藤祐市『キサラギ』
犬童一心『眉山』
アニメーション作品賞
『名探偵コナン 紺碧の棺』
『ピアノの森』
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』
『河童のクゥと夏休み』
『鉄コン筋クリート』
映画:それでもボクはやってない
ある青年が通勤電車の車内で痴漢に間違われ、その後1年にわたる裁判を経験していく姿を通して、日本の刑事裁判制度の問題点を明らかにする社会派作品が『それでもボクはやってない』。周防正行監督11年ぶりの新作で、07年最大の衝撃作と言われています。200回も裁判を傍聴するなどして徹底した取材を行い、それに基づいて緻密な描写がされている作品です。
それでもボクはやってない:あらすじ
金子徹平(加瀬亮)は、就職活動で会社面接に向かう満員電車の中で、女子中学生に痴漢と間違えられます。話せばわかってもらえると思って、駅事務室に行きますが、そこでは何も聞かれずに簡単に警察官に引き渡されてしまいます。警察での取調べでも「やってない!」と無実を主張し、具体的な言い分を主張しますが、その調書も取ってもらえず、勾留されてしまいます。検事もまた、犯人だと決め付けた型どおりの取調べで起訴します。でも鉄平は、やってないのだから裁判官ならわかってくれる、と思って裁判に臨みます。