国立がんセンター中央病院でPC盗難
国立がんセンターの中央病院(東京都中央区)で患者1542件分の個人情報が入ったパソコン1台が盗まれていたことが判明しました。国立がんセンターは、警視庁築地署に被害届を出しています。
国立がんセンターでPC盗難
国立がんセンターによれば、10日午前8時半ごろ、中央病院病理検査室で、出勤した男性職員が、机の上のノートパソコン1台がないのに気付いたそうです。パソコンには、患者の名前や生年月日、手術時の所見などの個人情報が入っており、大腸がん患者が1496件、食道がん患者46件とのことです。
国立がんセンター中央病院のホームページには患者さんの権利とお願い、と称して下記の記載があります。
1:病気に関する正確な情報を医療者にお伝えください。
2:皆さんのより良い療養環境を維持するため病院の規則をお守りください。
3:あらゆる危険を回避するため職員との連携にご協力ください。
患者にお願いをする前に、中央病院の職員らに国立がんセンターはもっと注意を払うべきではないでしょうか?盗難ということですので、ファイル共有ソフトなどによる流出とは異なりますが、国立がんセンターという非常に個人情報の処理に慎重にならねばならない場所で盗難が発生するという状況を改善してもらいたいですね。
中央病院:国立がんセンター
所在地:〒104-0045 東京都中央区築地5-1-1
[国立がんセンターの基本方針]
1:患者さんの権利を最優先し、最善のがん医療を実践する。
2:がん克服に向けて新しい医療の研究開発と普及を行う。
3:教育、研修を通じてがんの最新医療の普及に努める。
4:がんに関する医療情報を国内外に向けて積極的に提供する。
国立がんセンター以外の個人情報流出
九州大学では02年度に在籍していた全学生1万7249人の個人情報などが、職員のパソコンからインターネット上に流出。柴田洋三郎副学長は「対策を講じてきたが盲点があった。今後は情報管理を徹底する」と陳謝。九大健康科学センターのパソコンが故障したため、40代の男性職員が04年末、保管してあった02年度の全学生の氏名、生年月日などのデータを自宅のパソコンに移し今年7月上旬になって、パソコンにファイル共有ソフト「SHARE」を入れたところ、ネット上に流出したということです。
国立循環器病センターでは、約1100人の患者の名前や生年月日、入退院日などの個人情報を無断で私物パソコンにコピーしたとして、国立循環器病センター小児科の男性医師を戒告処分。個人情報を悪用されたとみられる被害の届け出はない。