雨ニモアテズ 風ニモアテズの作者
産経新聞ニュースにに雨ニモアテズという詩が掲載されてネット上で話題となっています。雨ニモアテズ 風ニモアテズ・・・と続くのは勿論宮沢賢治の雨ニモ負ケズ・・・という詩をもじったものである。宮沢賢治の出身地である岩手県は盛岡市の小児科の先生が学会で発表したものだそうです。雨ニモアテズ、の作者はこの医師ではなく、いずれかの学校の校長先生なのだそう。
雨ニモアテズ全文
雨ニモアテズ 風ニモアテズ
雪ニモ 夏ノ暑サニモアテズ
ブヨブヨノ体ニ タクサン着コミ
意欲モナク 体力モナク
イツモブツブツ 不満ヲイッテイル
毎日塾ニ追ワレ テレビニ吸イツイテ
遊バズ 朝カラ アクビヲシ
集会ガアレバ 貧血ヲオコシ
アラユルコトヲ 自分ノタメダケ考エテカエリミズ
作業ハグズグズ 注意散漫スグニアキ
ソシテスグ忘レ リッパナ家ノ
自分ノ部屋ニトジコモッテイテ
東ニ 病人アレバ 医者ガ悪イトイイ
西ニ 疲レタ母アレバ 養老院ニ行ケトイイ
南ニ 死ニソウナ人アレバ 寿命ダトイイ
北ニ ケンカヤ 訴訟(裁判)ガアレバ ナガメテカカワラズ
日照リノトキハ 冷房ヲツケ
ミンナニ 勉強勉強トイワレ
叱ラレモセズ コワイモノモシラズ
コンナ現代ッ子ニ ダレガシタ
雨ニモアテズの作者は?
賢治が生まれて100年あまり。そのころ日本中はどこも貧しかった。
最初にこの詩が紹介されたのは、2000年12月の中日新聞のコラム「中日春秋」でのことだそうです。しかし作者に関しては何れの報道でも触れられておらず、不明というのが通説です。しかし、これだけネットが普及した今、雨ニモアテズの作者探しが始まっているようです。作者が生きているかどうかも解りませんが、見つかると良いですね。これだけ話題になっても名乗り出ないということは、既に他界されている確立が高いのでしょうか。
しかし、雨ニモアテズ、風ニモアテズ・・・というこの詩はまさに現代の状況を的確に言いえているからこそ、これだけ関心を引くニュースとして取り上げられていることは間違いありません。