ダーナ・ペリーノ大統領報道官の画像
ブッシュ米大統領は、ホワイトハウスの顔して活躍したテレビキャスター出身のトニー・スノー大統領報道官の辞任を認めました。後任には女性で副報道官を務めてきたダーナ・ペリーノ氏(画像)の昇格を発表した。9月14日付で正式に交代される見通しです。
ダーナ・ペリーノとは
後任のダーナ・ペリーノ氏は下院議員事務所、司法省などで広報畑を歩み、昨年3月に副報道官となった女性です。155センチと小柄なダーナ・ペリーノ女史は、スノー氏とは対照的なルックスです。
しかしホワイトハウスには連日朝6時には出勤していて、米メディアの大統領報道をチェックするなどダーナ・ペリーノさんは精力的に業務をこなしているようです。
35歳と若い女性のダーナ・ペリーノ氏ですが、これまでの経歴的にも問題は無いようです。かつてのクリントンのように、スキャンダルに発展しなければいいのでしょうか。
新大統領報道官ダーナ・ペリーノ
ダーナ・ペリーノ氏はブッシュ、スノー両氏と並んだ同日の記者会見では、「オープンドア・ポリシーで行きます。いつでも質問をどうぞ」とコメントし仕事に対する意欲を覗かせています。大腸がんの治療を受けているスノー氏は、8月中旬に「経済的な理由」を訴えて辞意を表明していました。ブッシュ大統領は、「悲しいが辞表を受理した」とスノー氏の貢献を称えています。
後任のダーナ・ペリーノ氏については「彼女は記者諸君をちゃんと抑えられるよ」と、政権批判を強めるマスコミ対策で信頼関係にあることを公にしています。
トニー・スノー氏は「報道官の仕事は好きなので、なるべく長く続けたい」と言っていましたが、病気もあり、一月での退任が決定した形です。
これまで実際の離職は時期をみて判断する考えを示していましたが、いずれにせよ早い時期の方が良いと考え、ダーナ・ペリーノを後任に据えたブッシュ政権の意図がうかがえます。
これまでブッシュ大統領周辺では「選挙の神様」大物側近のローブ大統領次席補佐官が辞任するなど、信任の厚かったスタッフが相次ぎホワイトハウスを後にしています。
大統領報道官の仕事
人気テレビキャスター出身のトニー・スノー米大統領報道官は、ラジオ番組で、09年1月までのブッシュ政権任期中に辞職する意向を明らかにしていました。ダーナ・ペリーノ氏を後任として大統領報道官を辞職するのは、「主に経済的な理由」と収入がFOXテレビからの移籍で大幅にダウンした点を理由にしています。「お金が底をつけば去らざるを得ない」とコメントしているようですね。
トニー・スノー氏の年収は、約2000万円ということで、もちろんこれは後任のダーナ・ペリーノ氏も同じ程度でしょう。アメリカでも高給取りになるはずですが、大腸がんの化学療法を続けながらの激務に加えて、3人の子供の養育費が負担になっているようですね。
今回ダーナ・ペリーノ氏が就任する大統領報道官とはいったいどんな仕事なのでしょうか?かつてレーガンが狙撃されたときには、ブレイディ大統領報道官が同じように狙撃されて重症を追ってしまいました。ブレイディは頭部に弾丸を受け永久に障害が残りましたが、レーガンが一つ間違えば命に関わる重傷であったことは国家の安全上の理由から伏せられていました。
それほどにダーナ・ペリーノ氏が担当する報道官というという仕事はハードなようですね。
