機能性胃腸障害とは?
安倍総理大臣が機能性胃腸障害と診断されました。胃腸障害は胃腸の具合が悪いということですので、皆さんも一回は経験があるかもしれません。安倍晋三首相が入院した慶応大病院の日比紀文消化器内科診療部長は病院内で記者会見して、安倍首相は精神的ストレスなどによる「機能性胃腸障害」が悪化している状態で、少なくとも3、4日の入院が必要になると発表しました。
機能性胃腸障害の症状
お腹が痛い、張った感じといった症状で、薬を飲んで一時的に良くなっても、また悪くなったりする症状が機能性胃腸障害です。病的な状態が存在せず、客観的な所見がないので、医者は「胃が荒れていますね」などとお茶を濁すしかないらしいのです。
ですので胃腸機能の異常は、レントゲンや胃カメラなど一般に行われる検査では分からないこともよくあります。機能的というのは、客観的な異常が見つかる見つからないにかかわらず、うまく身体が働かないという状態をさすようです。
嘔気、みぞ落ち周辺に持続的な痛みがあったり、食欲が低下する、体重が減るといった上部消化管症状、もしくは鼓腸、下痢と便秘が交互に来る、などの大腸症状が見られます。こういった症状はうつ状態の場合にも見られます。
機能性胃腸障害の原因
消化管は食べたものを消化して、身体に必要な栄養分を吸収し、不必要なものを排泄する役割があります。これらの消化管を構成している臓器は、食道、胃、十二指腸、小腸、大腸、肛門などになります。
それぞれに役割がありますが、蠕動(食べた物を先に送るための消化管自体の動き)、消化液の分泌、必要なモノの吸収、細菌などの病原菌の排除など様々な機能をもっています。
これら胃腸などの機能は消化管自体のみならず、脳によって制御されています。しかし精密な制御を受けていることで、逆に様々な原因で乱れてしまうのです。肉体疲労や心理的ストレス要因が殆どとなりますでしょう。
安倍首相の入院
安倍首相が機能性胃腸障害と診断されたのも頷けますね。内閣総理大臣が多忙である事は誰しもが解りますが、今回の症状はやはり心理的ストレスが影響していますね。選挙での敗北、続投か、云々かんぬんと、精神的なプレッシャーは計り知れないものがあります。その中で、辞任を発表したという事は、心が折れてしまったとしか言いようが無い状態と推測されます。
唐突な退陣表明は無責任極まる、との論調が多い中、「安倍首相の辞意は体調の問題がおおきい」といった擁護論もあります。しかし、機能性胃腸障害は病気ではありません。鶏が先か、卵が先か?いずれにせよ、機能性胃腸障害という診断をすることで、ちょっとほっといてくれないか、という安倍さんの気持ちが見え隠れします。
