ナノバブル:夢の扉
夢の扉で紹介されたナノバブルについて。宮城県にあるLEO研究所の開発室室長である千葉金夫さんは不思議な目に見えない泡=ナノバブルを様々なものに利用する為の研究を進めています。もともと千葉金夫さんは技師として船の上で仕事をされていたとのこと。この時にスクリューから出る泡で船体に穴が出来るのを不思議に思い、それ以来泡のパワーの研究に従事するようになったのです。
その後、マイクロバブルの研究を重ねていた時に、偶然ナノバブルを作り出すこと成功しました。それからはナノバブルのパワーを解き明かす研究を進めているそうです。夢の扉では特に力を入れていることは食品問題とおっしゃられています。
ナノバブルとは?
水などの液体中の微小な気泡のうち大きさが10~数10μmの気泡をマイクロバブルと呼び、数100㎚以下の気泡をナノバブルと呼びます。中間の大きさの気泡が両方とも混合している状態をマイクロナノバブルと呼びます。ナノバブルの発生装置・生成方式にはさまざまなものが存在しており、その特性も生成量も異なります。
下記が代表的なマイクロナノバブルの発生方式となります。
●超音波生成方式
●微細孔方式
●加圧溶解方式
●旋回流方式
実はナノバブルと呼ばれていても全てが同じ特性を持っているのではないそうです。その特性を活かすには目的に応じた使い方が必要で、ナノバブルの生成方式による特性の違いも十分に理解する必要があるようですね。
夢の扉で紹介された千葉金夫さんはナノバブルの中でも、特にオゾンナノバブルという泡を食べものの殺菌に利用する方法を研究しています。食品の安心や安全と安心の為に活動する千葉金夫さんには今後も活躍が期待されます。
現在ではナノバブルの発生装置の価格も随分下がってきたようです。エステ向けなどの生成装置も販売されています。
ナノバブルの応用分野
水産:■漁業水域海底の酸素欠乏改善
■カキ、ホタテ、真珠など各種養殖
■活魚水槽、鮮魚輸送、水族館水槽など
美容:■化粧品の開発
■ペットショップでのシャンプーなど
■肌への洗浄作用、マッサージ作用、温熱作用、マイナスイオン作用、 エステティックサロンや介護分野への活用
健康:■浄水、便器洗浄
■温浴・温泉施設、老人施設浴槽へのマイクロナノバブル発生と配管洗浄
医療:■精密診断
■口腔洗浄など消毒や殺菌
農業:■野菜果物、花などの栽培
■各種水耕栽培、養液栽培、農作物の洗浄など
ナノバブルを紹介:夢の扉
番組のテーマは明るい未来を開く〈夢〉。主人公はあらゆる分野・業種・フィールドで、近い未来、大きな夢の実現を目指す「未来の原石」。夢の扉の主人公たちに共通しているのは、次の扉〈NEXT DOOR〉を開けようとしている人々。彼らが夢の実現に向けて頑張る姿に密着取材して、明日を生きる元気と未来のビジョンを伝えていきます。
制作:TBSテレビ
チーフプロデューサー:菊野浩樹
プロデューサー:斉藤裕之
統括:飯田晃嘉、桜井徹
総合演出:田中経一
総合構成:古井知克
主題歌:番組オリジナル楽曲
夢の扉制作協力:テレコムスタッフ プロデューサー:鈴木ゆかり、淵辺恵美 ディレクター:小川謙治
ナノバブルで、がん細胞を死滅させたなどと言う特集が以前テレビで放送されていました。今後は医療分野での応用にも期待がかかっています。