ベッカム、ロサンゼルス・ギャラクシーへ移籍
ロサンゼルス・ギャラクシーへ移籍
スペインリーグ、レアル・マドリードでの去就が注目されていた元イングランド代表MFデビッド・ベッカム(31)が11日、今季終了後に米MLSのロサンゼルスギャラクシーに移籍することを明らかにした。期間は5年契約という。約4カ月間の移籍騒動を経てレアルに加入した03年から4年。ベッカムの退団劇は予想外にあっけない幕切れを迎えました。
ベッカム
ベッカムは、「契約の2年延長で今週、レアルから決断を求められ、マドリードに残るか、英国や他の欧州クラブに移籍するか、家族らと話し合った。その結果、8月からロサンゼルスギャラクシーでプレーすることに決めた」と語った。ロサンゼルス・ギャラクシーとの契約は5年で、ベッカムが移籍で得られる金額は総額で2億5000万ドル(約298億円)以上とみられる。
ロサンゼルス・ギャラクシーとの交渉前
ベッカムについては、十日にレアルマドリードのプレドラグ・ミヤトビッチGMがイタリアのテレビ局の電話取材に「ベッカムはクラブを去る。クラブとの契約は延長しない」と語った、とされた。ところがこの発言は「まだ更新はしていない」という現状説明が誤訳されたものとして、レアルは躍起になって打ち消したそうです。来週に予定されていたレアルとベッカムの代理人による会談が11日、開始された矢先でした。
今季リーグ戦17試合で先発出場は僅か5回。出場機会の増加を求めていたベッカムですうが、レアルによる契約延長を渋った最大の理由は肖像権をめぐる条件だった。現在は肖像権収入の50%をレアルに支払っているが、昨年だけで二千万ポンド(約47億円)と見積もられる肖像権収入については、昨年辞任したペレス前会長が「契約延長時にベッカムに全ての権利を与える」と約束し、現状維持の「半分」を主張するクラブとの交渉が平行線をたどっていたようです。やはり金か?というところですが・・・
ベッカム移籍金
ロサンゼルス・ギャラクシーがベッカム獲得戦に参入したのは昨年十一月のこと。10億円近いベッカムの年俸については約3億5000万円に抑えたが、ロサンゼルス・ギャラクシーの肖像権収入放棄を提示したそうです。レアルマドリードとの契約切れになる今季末に、無償で獲得するという事です。
ロサンゼルス・ギャラクシー
ベッカムは児童向けのサッカー教室「ベッカムアカデミー」が昨年、ロサンゼルス・ギャラクシーと同じ施設内にオープンしています。自分のファッションブランド立ち上げのため米国行きを望むビクトリア夫人の意向もあるとか。11日付の英タイムズ紙は「米国行きはすべての関係者の利益になる」と分析しているそうです。やはり金か・・・
ベッカムが加入した03-04年シーズンからレアルは昨季まで3季連続無冠となっています。数字上はリーグ、欧州チャンピオンズリーグ、国王杯の三冠を狙えるといわれる今季も、リーグ戦は最近四試合で一勝三敗と負け越しています。このまま無冠でレアルマドリードを去る可能性が高くなっています。
昨年7月に主将を辞退したイングランド代表でそれ以来、一度も招集されていないベッカムの米国移籍は、一時代の終わりということでしょう。